政府が、民間だけでは資金調達が難しい事業に出資や融資をする「財政投融資」の強化に乗り出すことが26日、分かった。産業投資では政府が保有する株式の配当金などに限られていた財源の調達手段を拡充し、GX(グリーントランスフォーメーション)や半導体など重点分野の支援を増強する。2025年の通常国会で関連法の改正を目指す。  29日に開かれる財政制度等審議会(財務相の諮問機関)の分科会で、有識者が法改正の検討を提言する。産業投資の財源が不足した際に、一時的な借り入れを可能にする案などが浮上している。


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