西日本シティ銀行は公式キャラ「ワンク」のコラボ商品を積極的に打ち出している(26日、福岡市博多区)

西日本シティ銀行は26日、公式キャラクターの「ワンク」を用いたグッズ開発を通じて、コラボレーションする事業者を支援する取り組みを始めると発表した。ワンクを活用して商品をつくりたい企業を10月まで募る。優れたアイデアを出した4者を選び、一部の開発費を銀行で負担するなどして商品化を支援する。

コラボ企画には西日本シティ銀と取引があるか、九州・山口に本社や拠点がある事業者が応募できる。同行は事業者にとって「商品の知名度向上や販路拡大などが見込める」と説明する。銀行側はキャラクターの使用料を社会福祉団体に寄付するなど社会貢献に役立てるほか、取引先との関係強化につなげる。

ワンクは2006年に金融カード用のキャラクターとして生まれた。西日本シティ銀は22年6月からワンクを用いた商品の販売を本格的に始めており、文房具や食品など20件以上を商品化している。

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