カナダ政府が日本、韓国の漁業監督官と合同で実施した、違法漁業の空中監視で使われた航空機=9日、北海道千歳市

 カナダ政府が日本、韓国の漁業監督官と合同で実施した北太平洋公海上の違法操業の空中監視活動が21日終了した。新千歳空港(北海道)を拠点に9日から実施していた。活動自体は1993年から行われており、日本に加え、今回初めて韓国の漁業監督官も参加した。  カナダ政府は水産資源を保護するため、レーダーを備えた航空機を使ったパトロールを実施しており、2012年からは大規模船団が操業する海域に近い北海道も拠点としている。昨年は400隻以上の船を監視し、生きたサメのヒレだけをとる「フィニング」など、58件の違法疑いのある操業を確認した。


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