子ども専用の相乗りタクシーサービスの開発で、習い事の送迎に悩む保護者の負担軽減を目指す。豊田洋平社長(37)は「子どもの教育機会や、親の自己実現をあきらめない社会をつくりたい」と意気込む。  横浜市や都内のスポーツ施設などと提携。利用者がLINEで希望する習い事を選び、送迎場所や日時を登録すると、人工知能(AI)などで最適のルートや「停留所」が決まる。送迎は研修を受けた運転手が担当。子どもの乗降状況や車内の映像、タクシーの位置情報の提供など安心して利用できる環境を整えた。  大手鉄道会社勤務を経て2022年に創業。実証実験を重ね、本格始動した。「提携先を増やし、子どもの送迎課題を解決したい」


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