新紙幣へ両替のため窓口を訪れた親子。「1月に子どもが生まれたばかりなので同じ年の記念になる」と笑みを浮かべた(3日、福岡市博多区)

新紙幣が発行された3日、九州の地方銀行も本店などの一部店舗で取り扱いを始めた。西日本シティ銀行の本店営業部(福岡市)では、午前11時から新紙幣の両替対応を始め、正午までに数十人ほどの客が窓口を訪れた。30代の会社員女性は3種類の紙幣を1枚ずつ両替し、「1月に子どもが生まれたばかりなので同じ年の記念になる」と笑みを浮かべた。

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新紙幣の両替に通常数百円かかる手数料を7月3〜5日だけ無料にしたのは、熊本県地盤の肥後銀行。同県小国町出身の細菌学者である北里柴三郎が新千円札の肖像になり、「多くの人に触れてほしい」(肥後銀)と企画したという。

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