東京商工会議所の小林健会頭=1日
円安による原料高や資源高の影響で、全体的な景況感は悪化してきている。仕入れ価格の負担増が多い。(多くの中小は)「業況は悪い」と言い始めている。値上げ交渉は道半ば。価格転嫁のスピードも鈍っている。非常に苦しい状況にあるということだ。 投機筋の思惑で為替を動かされるということは、非常に困る。日本は原材料を輸入しないといけない。産業界から申し上げると、ある程度(為替相場の)見通しが立つような政策をとってもらいたい。(1日・大島宏一郎) ◇ 東京23区の中小企業など会員数8万を超える東商の会頭定例会見を詳報し、東京の経済の今を伝えます。 鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。