三菱UFJフィナンシャル・グループが6月27日に開いた定時株主総会で、亀澤宏規社長の再任への賛成比率は64.58%となった。前年の75.94%から下がった。傘下の銀行や証券会社が顧客情報を無断共有していた問題で金融庁から業務改善命令を受けており、影響した可能性がある。
7月1日に提出した臨時報告書で明らかにした。他の役員陣では三毛兼承会長が前年の80.91%から67.17%に、三菱UFJ銀行頭取の半沢淳一氏が97.04%から84.64%に低下した。社外取締役では野本弘文氏(東急会長)が72.87%と約3ポイント低下した。
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