TSMCのロゴ(ロイター=共同)

 熊本県に進出した半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が、同県菊陽町に建てる第2工場の敷地の造成工事を始めたことが26日、関係者への取材で分かった。建屋の建設は当初予定通り今年後半に開始し、2027年中に稼働する計画だ。  第2工場は、今年2月に開所した第1工場の東側隣接地。経済産業省によると、敷地面積は第1工場の約1・5倍となる約32万1千平方mとなる見通しだ。投資額は約2兆2千億円規模で、日本政府が最大7320億円を助成する。  今年10~12月に量産を始める第1工場よりも先端品となる回路線幅6~7ナノm(ナノは10億分の1)相当の製品も生産する。


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