東京・大手町から臨海部方向に見えるビル群=2023年
不動産経済研究所が19日発表した首都圏(1都3県)の5月の新築マンション1戸当たりの平均価格は、前年同月比で7・2%安い7486万円だった。都心で高級物件の発売が少なかったためで、値下がりは3カ月連続。発売戸数は19・9%減の1550戸だった。 地域別の平均価格は、東京23区が10・0%下落の1億326万円、23区以外の都内は28・0%上昇の6286万円、神奈川県が0・3%上昇の6095万円、埼玉県が4・9%上昇の5179万円、千葉県が4・4%上昇の5048万円。 調査担当者は、建築資材の高騰などを背景に販売価格の上昇圧力が続いているとの見方を示した。
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