IMFの経済成長率見通し
【ワシントン共同】国際通貨基金(IMF)は16日、今年の世界全体の実質成長率を3・2%とする最新の世界経済見通しを公表した。米国の想定を上回る経済の底堅さやインドなど新興国の成長を反映し、1月時点から0・1ポイント上方修正した。日本は0・9%との見方を維持した。 チーフエコノミストのピエール・オリビエ・グランシャ氏は「世界経済は依然として底堅い」と指摘。インフレ抑制が課題となる中でも「(景気後退を回避する)軟着陸が基本シナリオだ」との見方を示した。 世界全体の2025年の成長率は1月時点と同じ3・2%と見込んだ。下振れリスクとして、イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘などを挙げた。
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