13日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=156円台後半で取引された。  午前10時現在は前日比48銭円高ドル安の1ドル=156円78~81銭。ユーロは54銭円安ユーロ高の1ユーロ=169円51~58銭。  12日に発表された5月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回ったことで米長期金利が低下。日米の金利差縮小を意識し、ドルを売って円を買う動きが広がった。  市場では「米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げに慎重な姿勢を示したことから、ドルの下落幅は限定的だった」(外為ブローカー)との声があった。


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