11日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続伸した。前日終値からの上げ幅は一時300円に迫った。米国株高を好感し、幅広い銘柄に買い注文が先行した。半導体関連銘柄の一角の上昇が相場をけん引した。  午前終値は前日終値比117円00銭高の3万9155円16銭。東証株価指数(TOPIX)は5・78ポイント高の2788・27。  外国為替相場の円安ドル高基調も支援材料だった。買い一巡後は利益を確定するための売りに押され、平均株価は上げ幅を縮める場面があった。  前日の米国市場では、主要な株価指数がそろって上昇し、ハイテク株主体のナスダック総合指数は終値の最高値を更新した。


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