東京証券取引所
週明け10日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が反発した。外国為替相場の円安ドル高基調を背景に、輸出関連株などへ買い注文が優勢となった。上げ幅は一時200円を超えた。 午前終値は前週末終値比188円26銭高の3万8872円19銭。東証株価指数(TOPIX)は19・34ポイント高の2774・37。 米国の長期金利の上昇に伴い円安が進み、企業の輸出採算が上向くとみた投資家の買いが入った。型式指定の認証不正が判明した後に下落が目立っていた自動車メーカーの株価が堅調だった。 ただ、買い一巡後は伸び悩む場面が多く、勢いは限られた。
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