北洋銀行の山田明取締役㊨と伊藤組土建の大谷正則社長

北洋銀行は、企業の脱炭素を金融面から後押しする「サステナブルファイナンス」の取扱商品を拡充した。私募債による資金調達を新たに扱う。使途を環境に配慮した事業に限定する「グリーンローン」などで、同行傘下の北海道共創パートナーズと同行系シンクタンク・北海道二十一世紀総合研究所からセカンドオピニオンを取得できる仕組みを追加した。

伊藤組土建(札幌市)と環境などへの取り組みに応じて条件が変わる「サステナビリティ・リンク・ボンド」(SLB)の契約も結んだ。同行によると道内初の発行という。

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