4日の東京外国為替市場の円相場は対ドルで上昇し、一時1ドル=155円前半を付けた。米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ観測がやや強まり、米長期金利が低下。日米金利差の縮小を意識したドル売り円買いが優勢となった。  午後5時現在は前日比1円73銭円高ドル安の1ドル=155円38~40銭。ユーロは1円10銭円高ユーロ安の1ユーロ=169円20~24銭。市場では「米経済指標が低調で、景況感の悪化が懸念された」(外為ブローカー)との声があった。


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