米カリフォルニア州にあるエヌビディアの社屋=昨年5月(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】米半導体大手エヌビディアが22日発表した2024年2~4月期決算は純利益が前年同期の約7・3倍の148億8100万ドル(約2兆3300億円)だった。売上高は約3・6倍の260億4400万ドル。AI向け半導体の需要が好調で、業績の拡大が続いた。  エヌビディアは、大量の計算を同時に実行できる画像処理装置が主力製品だ。生成AIの学習や推論などの処理に使われ、AIを含むデータセンター向けの売上げは今回、約5・3倍の225億6300万ドルに膨らんだ。  エヌビディアの堅調な業績は、他の半導体やAI関連企業の株価に影響し、日米の株式相場の押し上げ要因となる。


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