人材大手ワールドホールディングスは、半導体分野の社員を2026年度までに現状の1・6倍となる8千人規模に拡大する。九州を中心に旺盛な技術者需要に応え、25年度は約1500人の新卒採用を計画。熊本県菊陽町に工場を持つ半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)にも供給し、研修施設を年内に開く。  中核子会社ワールドインテック(福岡市)の栗山勝宏社長が17日までに明らかにした。同社は製造業の業務請負や人材派遣を担う。  24年4月にはワールドグループ全体で主に大卒約1150人が入社。研修施設は熊本県大津町に新設し、最新の製造装置を導入する。全国七つ目の育成拠点となる。


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