三菱地所が商業施設「イムズ」の跡地に新設する複合ビルの完成イメージ(同社提供)

 三菱地所は15日、福岡・天神で2021年8月に閉館した商業施設「イムズ」の跡地に、ホテルやオフィスなどが入居する複合ビルの建設を始めた。福岡市中心部の再開発を促進する市の規制緩和策「天神ビッグバン」を活用する。27年の開業を予定している。  高さ約91メートルとなるビルは地上21階、地下4階建てで、延べ床面積は約7万3960平方メートル。九州初進出の米ホテルチェーン「エースホテル」が上層階に192室を用意する。地下2階~地上2階には店舗が入る。  福岡市で開いたプロジェクト発表会で、三菱地所の中島篤社長は「福岡の人々に愛され、街の魅力を高める施設を造っていく」と強調した。


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