スマートフォンに表示された米マイクロソフトのオンライン会議用アプリ「チームズ」=2021年7月(ロイター=共同)

 【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)欧州委員会が、米マイクロソフト(MS)のオンライン会議用アプリ「チームズ」の販売を巡り、EU競争法(日本の独禁法に相当)違反の疑いがあるとの見解をまとめ、是正に向けた手続きを進める方針であることが13日、分かった。英紙フィナンシャル・タイムズ電子版が報じた。  MSは、チームズと業務用ソフト「マイクロソフト365」のセット販売が競争を阻んでいると批判され、EUを含め世界で分離販売を進めている。だが、ライバル各社は、チームズがMSのソフトウエアと親和性が高く、他のソフトにデータを移管することも難しいと指摘する。


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