群馬銀行と第四北越銀行が開いた異業種交流会で意見を交わす参加者(10日、群馬県高崎市)

群馬銀行と新潟県地盤の第四北越銀行は10日、群馬県高崎市で両行の取引先企業を集めた異業種交流会を初めて開いた。女性を中心に両行を含む6社の社員が参加し、それぞれの事業を紹介し合い、キャリア形成などについて議論した。2021年12月に両行が締結した連携協定に基づく取り組みの一環。

今回の交流会は女性活躍をテーマとした。両行のほかヤマダホールディングス、太陽誘電、亀田製菓、一正蒲鉾の社員計41人が参加した。20〜50代の女性が中心で、グループワーク形式により「組織づくり」「キャリアの軸づくり」などを話し合った。参加した亀田製菓の社員は「業務では関わることのない企業の人と話し、パワーをもらえた」と語った。

群馬銀の担当者は「異業種との交流を通して異なる視点に気付き、行員の成長につながれば」と話した。第四北越銀の担当者は「県を越えて、普段接点がない会社とつながれる」と意義を語った。

両行は連携協定を結んで以降、法人営業担当者の講習会や支店長研修などを年間5回程度、合同で開いているという。異業種交流会も継続したいとしている。

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