文化庁は24日、文化財を観光振興に活用する「日本遺産」のうち、認定を継続するかどうか再審査の対象としていた5件の認定を全て継続すると発表した。関係自治体が日本遺産を活用した地域活性化計画を修正したことなどを踏まえた。継続の条件として計画の着実な実行などを求めた。
5件は「カムイと共に生きる上川アイヌ」(北海道)、「近世日本の教育遺産群」(茨城県)、「祈る皇女斎王のみやこ」(三重県)、「日本国創成のとき」(奈良県)、「相良700年が生んだ保守と進取の文化」(熊本県)。
日本遺産の認定は2015年度に始まり、現在104件。(共同通信)
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