【東京】「沖縄のお弁当屋さん応援ガイドブック」が25日、沖縄県内主要書店で発売される。ボリューム満点で低価格といった、県民になじみの深い弁当屋96店を紹介している。制作したストライク・ゾーンの室井昌也代表は「それぞれ特徴のあるお弁当屋さんを楽しんでほしい」とPRした。
沖縄の弁当は、大盛りご飯が隠れるほどのおかずが乗ることもあるボリュームが特徴だ。チャンプルーやタコライス、ポーク卵など、メニューも多彩。仕事で毎週沖縄を訪れる室井代表は「県外では見かけない弁当ばかりで、沖縄に来るたびに買っている」と話す。
弁当屋の多さにも注目し、ガイドブックの制作を思い付いた。「その地域に根付いた弁当屋さんを巡るのも面白い」。物価高の中でも値上げせずに頑張る弁当屋が目立つので「ガイドブックで応援したい」と語る。
沖縄にまつわる本を出すのは3冊目。2022年に発行した「沖縄の路線バス おでかけガイドブック」は沖縄書店大賞の沖縄部門で大賞を、23年に出した「沖縄のスーパーお買い物ガイドブック」は同大賞の優秀賞をそれぞれ受賞した。「県外から見た沖縄への気付きがよかったのかも」と振り返る。
「沖縄のお弁当屋さん応援ガイドブック」の価格は1540円。問い合わせは論創社、電話03(3264)5254。
(東京報道部・照屋剛志)
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。