放置された竹林の活用につながれば。愛媛県今治市の高齢の男性が竹を使った来年の干支の置き物づくりを進めています。

放置された竹林から高く伸びた竹を切り出し運び出す男性。今治市朝倉北の越智古志郎さん(84)です。越智さんは25年ほど前から毎年、放置されている竹林の竹を使って干支飾りを作っています。

切り出した竹にはまず来年の干支・巳年のヘビの型を押し当て下絵をつけます。この型は越智さんの孫が小学生の時に作ってくれたものといいます。

下絵をつけた後は電動ドリルやノコギリを使ってくり抜き、バーナーで青竹の表面をあぶると艶っぽく味わいある茶色の置き物に仕上がりました。

越智さん:
「1年間、元気でこの干支を見ながら過ごして頂きたいですね」

干支の置き物は地域の小学校や福祉施設などにプレゼントするということです。

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