来年、創業350周年を迎える伊万里焼。その産地大川内山を盛り上げようと伊万里焼とキャンドルをテーマにしたクリスマスイベントが開かれることになり内覧会が開かれました。
【リポート・戸川真夢】
「キャンドルが並べられてとても幻想的な雰囲気になってます」
このイベントは来年、創業350周年を迎える伊万里焼の歴史と魅力を多くの人に知ってもらおうと、県が企画しました。
伊万里市の大川内山は、29の窯元が集まる焼き物の産地で、江戸時代から伝統の製法を受け継いでいます。
街のシンボルでもある高さ10メートルの煙突は巨大なキャンドルに変身し大川内山を明るく照らします。
また、町内の道のりにはキャンドルが並べられ、幻想的な雰囲気を作り出していました。
ほかにも、ろくろ体験ができるワークショップも開催。
「上にあげる感じですね」
「上にあげる感じ?なかなか上にあがらない…」
ツリーの形をしたお皿や、雪の結晶が描かれたカップなどクリスマス限定の焼き物も販売され、普段見ることのできない工房も見学することができます。
【県文化課 稲田貴志副課長】
「来年、創業350周年を迎えるメモリアルイヤーになります。この街を巡ってルーツを深く知ってもらい、クリスマスイベントとして楽しんでもらえたら」
クリスマスイベントは12月21日と22日に開かれ、町内には約3000個のキャンドルが並ぶ予定です。
煙突キャンドルは、25日まで毎日見ることができるということです。
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