沖縄を訪れる観光客に泡盛の魅力を伝え消費の拡大につなげようと、泡盛業界と旅行社などが連携したプロジェクトが始まります。

沖縄が誇る泡盛文化と旅行を掛け合わせた「泡盛トレイル・プロジェクト」は、県内15の泡盛酒造所と国際旅行社などが企画したものです。

2025年1月29日から3月末までを期間として、主にプロ野球キャンプで沖縄を訪れている観光客をターゲットに、酒蔵の見学ツアーなどを企画していて3000人の参加を目指すとしています。

八重泉酒造 座喜味盛行社長:
「泡盛ツーリズムがこれから新しいビジネスになっていくことを確信しています。さらにお客さまに喜んでいただけるようなプログラムをこれからも考えていきたい」

主催者は、ユネスコの無形文化遺産に登録された機会を最大限活用し、那覇市の国際通りに泡盛インフォメーションセンターを開設して情報発信にも努めていくとしています。

いっぽう、海外への販路拡大につなげようと沖縄国税事務所は、2025年3月に北欧ポーランドで泡盛セミナーを予定しています。

ポーランドでは泡盛に対する関心が高いとのことで、児島所長は2024年10月に現地で関係者向けにテイスティングなどを実施したことを紹介し、泡盛の魅力を伝えていきたいと意気込んでいます。

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