福岡市の神社で5日、「火渡り神事」が行われ、参拝者が無病息災や家内安全を祈願しました。
燃えさかる真っ赤な炎と空高く立ち昇る白い煙。
福岡市西区の愛宕神社で行われたのは、毎年恒例の「火渡り神事」です。
修験者が神様を呼び込んだ火の中へ願い事を書いた護摩木を投げ入れると、願いが天に届くといわれています。
火の勢いがおさまったあとは、いよいよ燃えがらの上を素足で歩く「火渡り」です。
厄を取り除き、身も心も清められるとされていて、参拝者たちは護摩木が燃えた灰の上を祈りをささげながら歩いていました。
◆参拝者
「家族の健康と会社の繁栄をお願いしました」
◆参拝者
「熱くはないんですけど、すごく煙たくて、神聖な気持ちになりました」
なかには、今回初めて参加したという外国人の姿もー
◆福岡在住のアメリカ人
「彼女が学校にいる時に研究していたのが修験道ですので、こういう儀式に興味を持っていて、彼女と一緒に体験したいと思ってきました。ちょっと緊張しました」
愛宕神社の千代和明宮司は「無病息災で新しい年を迎えてほしい」と話していました。
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