囲碁の仲邑菫(すみれ)三段(15)が5日に打たれた韓国の「女流国手戦」準決勝で曺承亞(チョ・スンア)七段(26)に勝ち、決勝三番勝負進出を決めた。韓国の主要なタイトル戦決勝に進むのは、女流棋聖戦に続いて2度目。決勝の相手は、崔精(チェ・ジョン)九段―金彩瑛(キム・チェヨン)九段の勝者で、勝った方がタイトル獲得となる。
同戦は、持ち時間30分の早碁で行われた。対局は、中盤に優位に立った仲邑三段が最後まで的確な打ち回しを見せて快勝した。
仲邑三段は現在、女流棋聖戦決勝三番勝負で崔九段と対戦中で、3日に打たれた第1局に勝利し、韓国でのタイトル初獲得まであと1勝としている。【武内亮】
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