犯罪や交通事故が増える傾向にある年末を控え、各地の警察は、警戒態勢を強めています。こうしたなか、島根県益田市では歳末特別警戒の出動式にあわせ、社会問題にもなっているある被害への注意を呼びかけるユニークなPRが行われました。
毎年、年末を控えたこの時期に行われる歳末特別警戒。警察や住民のパトロール隊などが、犯罪や交通事故への警戒にあたります。12月2日に益田警察署で行われた出動式には、署員のほか、益田圏域の防犯パトロール隊のメンバーや近くの園児など約110人が参加しました。ここで披露されたのが、石見地方の伝統芸能「神楽」ですが…。
「ホワイト案件ですよね」
「もちろん…」
神楽らしからぬせりふ回し…。特殊詐欺や強盗などの犯罪に加担し、逮捕者が出るなど問題になっている「闇バイト」の被害防止を題材に、地元の神楽愛好団体が創作しました。
益田警察署・中尾節也署長:
歳末は事件、事故が多くなります。警察としては益田市の安全・安心を確保してまいります。
歳末特別警戒は12月31日まで実施され、益田警察署では期間中、金融機関や繁華街を中心にパトロールや交通検問を強化、犯罪や交通事故の防止に努めることにしています。
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