若狭町の三方湖では、冬の訪れを告げる伝統の「たたき網漁」が始まりました。
三方五湖の一つ三方湖に、湖面をたたく音が響き始めました。
たたき網漁は、冬に水温が低下し動きが鈍くなったコイやフナを、湖面を竹竿でたたいて網に追い込む伝統漁法で、400年以上続くとされます。
漁の初日は、地元・鳥浜漁協の漁師が6隻の船で一斉に出漁し、食べ頃の50センチ以上のコイやフナが獲れて豊漁となり、幸先のいいスタートとなりました
脂がのったコイやフナはこりこりとした食感で甘みがあり、刺身や煮付けなどにして
味わいます。
たたき網漁は2025年3月末まで続けられます。
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