2025年9月に、長崎県内で初めて開催される全国規模の文化の祭典「ながさきピース文化祭」を盛り上げようと、30日、長崎市でプレイベントが開かれました。

JR長崎駅前のかもめ広場には特設ステージが置かれ、純心中学校・女子高等学校(長崎市)の音楽部がイベントのオープニングを飾りました。

「ながさきピース文化祭」は、2025年9月から11月にかけて行われる国民文化祭と全国障害者芸術・文化祭を統一した名称です。

開催まで1年を切った30日は、ひと足早く「ながさきピース文化祭」の雰囲気を楽しんでもらおうと、ステージのほか、自分の好きな色を塗ってオリジナルのハタを作る絵付け体験などが行われました。

ステージで披露された「皿山人形浄瑠璃」は江戸時代から東彼杵郡波佐見町で続く伝統芸能で、県の無形民俗文化財に指定されています。

三味線の音色が響き渡る中で繰り広げられる息の合った細やかな人形の動きに、訪れた人たちは興味深そうに見入っていました。

長崎県ながさきピース文化祭課 小柳剛志企画監(*柳は、旧字体)
「今後どんどんプレイベントを県内各地でやっていきたい。本番に向けて、180以上の事業を用意していますので、ぜひ皆さんに楽しんでいただきたい」

「ながさきピース文化祭」は2025年9月14日から11月30日まで長崎県内各地で開かれます。

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