リンジー・ローハン(11月18日、ニューヨーク) Darla Khazei/INSTARimages via Reuters Connect
<Netflixの新作映画『リトル・シークレット・イン・クリスマス』のプレミアに登場し、美魔女ぶりでファンを驚かせた女優のリンジー・ローハンだったが、あまりの激変ぶりに「本物なわけがない」と厳しい声も。美容整形外科医の推察動画も話題に>
お騒がせセレブとして2000年代に一世を風靡した女優リンジー・ローハンが、レッドカーペットで披露したルックが「まるで別人の美しさ」「10歳若返った」と注目を集める中、30万ドルを投じて顔のお直しをした疑惑が浮上。ロンドンを拠点とする美容整形外科医ジョニー·ベターリッジが、激変の理由は大がかりな美容整形によるものだと推察する動画を投稿して話題を呼んでいる。
【比較写真】「美女過ぎて全く別人」現在と過去の写真を並べて「本物なわけがない」と言い切るユーザーも
2014年にハリウッドを離れてドバイに移住して以降、ほとんどスポットライトを浴びていなかったリンジーが、このほどニューヨークで行われたNetflixの新作映画『リトル・シークレット・イン・クリスマス』のプレミアに登場。透け感のあるドレスと共に驚くほど若々しい容姿を披露し、美魔女ぶりでファンを驚かせた。
しかし、あまりの激変ぶりにネットでは、「本物ではあるはずがない」と過去の写真を並べて比較するユーザーや「もはや同一人物に見えない」など整形を疑う声が殺到。一方で、「充実した生活と内面からくる美しさ」「禁酒し、人生を立て直し、出産した。この輝きは、整形手術やメイクでは再現できない美しさ」「酔いが覚めたのだと思う」など、クリーンな生活が要因だと主張するファンもおり、整形疑惑を巡る議論が白熱している。
そんな中、これまでも俳優ブラッド・ピットの整形疑惑を指摘するなど専門医としての観点からセレブの整形の可能性についてSNSに投稿しているジョニー医師が、レッドカーペット上のリンジーの写真を基に解説する動画をインスタグラムに投稿した。
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「ボトックス、ブローリフト、上眼瞼形成術、鼻尖形成術、おそらく内視鏡的アプローチによるフェイスリフト、リップリフト、リップフィラー、審美歯科治療」などを行った可能性に言及し、レーザー治療など肌のメンテナンスも加えて総額20~30万ドルを費やしたはずだと指摘した。
ネットユーザーだけでなく、専門医の間でも意見は分かれている。ある医師はニューヨーク・ポスト紙の取材で「熟練した医師による注射である程度の結果を得ることはできるが、これほど目を見張る変貌は外科的手術によるものだと考えるのが妥当」との見解を示す一方、別の医師は英デイリー・メール紙に「ボトックスや鼻のお手入れをした可能性はあるが、大がかりな手術をしたとは思わない」と述べ、疑惑を否定している。
薬物やアルコール依存、2度の逮捕など私生活での度重なるトラブルが原因で女優業から遠ざかっていたリンジーだが、2022年にNetflixの映画『フォーリング・フォー・クリスマス』でスクリーン復帰して以降、キャリアが好転している。私生活でも2年前に結婚したドバイ在住の金融家との間に昨年第1子が誕生し、現在は健康的なライフスタイルを送っている。
「顔に何かを塗る必要性を感じなくなった。メイクのプレシャーから解放され、自然体で外出できるようになった。自分自身を見つめ、ありのままの自分を愛したい」と、インタビューで母親になって容姿に対する心境が変化したことを明かしている一方、これまで整形の噂については肯定も否定もしていない。
しかし今回の疑惑を受けて関係者は、健康的な食事とピラティスなどワークアウトに取り組み、フェイシャルや自然な美容法を取り入れるライフスタイルを送っていると話し、「新しい外見は、完全に自然なもの」と整形を否定している。
[筆者]
千歳香奈子
北海道・札幌市出身。1992年に渡米し、カリフォルニア州サンタモニカ大学で写真を学ぶ。96年アトランタ五輪の取材アシスタントとして日刊スポーツ新聞社アトランタ支局に勤務。ロサンゼルス支局、東京本社勤務を経て99年よりロサンゼルスを拠点にハリウッドスターら著名人へのインタビューや映画、エンターテイメント情報等を取材、執筆している。日刊スポーツ新聞のサイトにてハリウッド情報や西海岸のトレンドを発信するコラムも寄稿中。著書に『ハリウッド・セレブ』(学研新書)。
どこがどう変わったのか? 美容整形外科医ジョニー·ベターリッジによる「解説」動画
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