書道を通じて日中の友好を深めようと企画された展覧会が、福岡県北九州市で始まりました。
この「日中友好書道聯展」は、北九州市立美術館の本館で28日から始まり、歌人・若山牧水が北九州で詠んだ作品を日本人と中国人の書道家80人が表現した、あわせて96点が展示されています。
中国・青島市の書道家による作品は、八幡東区の荒生田(あろうだ)にある紅葉が一晩中降り続く雨により散っていく様子を、てん書体とひらがなで表現しています。
また、会場には中国近代に活躍した芸術家・呉昌碩(ご・しょうせき)と弟子の山田寒山(やまだ・かんざん)が「竹」を描いた作品も展示されています。
この展覧会は12月1日まで開かれています。
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