京都・南座では、年末恒例の「吉例顔見世興行」を前に、役者の名前が書かれた看板を掲げる「まねき上げ」が行われました。
26日に掲げられたのは、人間国宝の片岡仁左衛門さんの看板です。
京都市東山区の「南座」には、「吉例顔見世興行」に出演する役者の名前が書かれた「まねき」と呼ばれる看板が並べられています。
丸みを帯びた文字で隙間なく書かれる「勘亭流」という書体は、劇場の隅々まで観客が入るようにという願いが込められています。
集まったファンなどは、塩をまいて公演の成功を祈願しました。
吉例顔見世興行は12月1日からです。
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