初優勝に歓喜しました!鳥取県倉吉市出身の横綱を祖父に持つ大関・琴櫻が、24日に千秋楽を迎えた大相撲九州場所で悲願の初優勝を果たしました。
祖父のふるさと倉吉市でも応援し続けてきた関係者が固唾を飲んで大一番を見守りました。

24日に千秋楽を迎えた大相撲九州場所、結びの一番…。大関・琴櫻は、13勝1敗で並ぶ大関・豊昇龍との勝てば優勝という大一番に臨みました。
大関・琴桜の祖父、先代の横綱・琴桜は倉吉市の出身。その時間に倉吉市では熱心に応援を続けてきたファンなど約50人がテレビ中継にくぎ付け。声援を送りました。琴桜が見せた気合の入った表情に、会場からも一層の歓声がわき起こります。
はたき込みで豊昇龍を破り、琴桜が悲願の初優勝を果たしました。

ファン:
ついにやりました!初優勝おめでとう!倉吉の宝です!
ファン:勝ってうれしかった!

鳥取県桜友会・竹尾征二事務局長:
この日を待っていました。鳥取県民として倉吉市民としてこれほどうれしいことはありません。あとは頂点にのぼり詰めるだけ。

悲願の賜杯を手にしてから一夜明けた25日朝…。

大関・琴桜:
賜杯を頂いた時も本当に嬉しかったですし、あの瞬間を何度も小さい頃から見てきて、こうなりたいなと思ってやってきたので、よかったなと思える瞬間ではあったかなと思います」初優勝の喜びをかみしめました。

傍らで見守る祖父の雄姿を前に、期待が高まる「綱取り」へ思いを語りました。

大関・琴桜:
「もうやるしかないですから。先代が夢に出てきて怒られないように、『そんなんじゃ上がれないぞ』って言われないように気を付けます。

2024年は初めての年間最多勝も達成した琴桜。2025年1月の初場所で横綱昇進に挑みます。

「琴桜」の名としては、50年ぶりの賜杯。ついに悲願を成し遂げました。九州場所が終わったばかりですが、期待は早くも次の「初場所」に向かっています。先代でもある祖父の教えをしっかり守って、これからも良い相撲を見せてくれそうです。

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