静岡県島田市生まれの直木賞作家・永井紗耶子さんが11月12日、藤枝市の中学校に訪れ、志を持ち続ける大切さについて語りました。

この講演会は藤枝市などが企画し、広幡中学校の生徒や近くの小学校の児童など約400人が集まりました。

永井さんは新聞や雑誌の記者を経験し小説家になったことに触れ、職業を夢ととらえるだけでなく、自分の持つ志を実現するための選択肢として考えてほしいと語りました。

永井紗耶子さん:
職業になるために志を捨てちゃったら、きっと苦しい。本当の自分の声に従ってないから。だけど、自分の心の内側にどんな思いが自分の中にあるのかなということを常に考えてほしい

中学生:
(永井さんも)今までいろいろな寄り道しながら作家になっていて、人生の進め方がすごいなと思いました。

中学生:
夢をいっぱい持つことによって選択肢が広がる。将来の夢を持つ大切さを知った

永井さんは今後もこうした講演会を通じて、若い世代に夢や志を持つ大切さを伝えていくということです。

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