五島市で、国の選択無形民俗文化財に指定されている奇祭「砂打ち」が行われ、地元の人たちが無病息災などを願いました。
およそ300人が住む半農半漁のまち・五島市玉之浦町の大宝地区です。
10月26日、古くから伝わる奇祭「砂打ち」が行われました。
地元の若者たちが「サンドーラ」と呼ばれる鬼に扮し、子供たちに砂をかけて厄を払います。
逃げ惑う子供などをサンドーラがこれでもかと追い回します。
農具を担いだ男たちが畑を耕して種を蒔く様子も披露し、豊作も祈願しました。
普段は静かなこの地区も、この日だけは大きな歓声に包まれました。
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