@taylorswift/Instagram

<世界各地で公演を行う「エラズ・ツアー」の終盤を迎えているテイラー・スウィフトだが、培われた経験によって突然のハプニングを見事に切り抜けた>

歌手のテイラー・スウィフトが、ツアー公演中に舞台セットのアクシデントに見舞われた瞬間の動画を、ファンが投稿した。動画は今回のハプニングと、同じ曲での過去のパフォーマンスを比較しているのだが、スウィフトは機材の故障を認識するや否や即興で普段とは別のパフォーマンスを開始し、それが普段以上に強烈な印象を観客に与えるものになったため、多くの称賛の声が寄せられている。

■【動画】テイラー・スウィフト、歌唱中のアクシデントを「即興」で乗り切る瞬間を目撃...「普段よりむしろ印象的」と称賛の声

スウィフトは現在、5大陸で152公演を行う「エラズ・ツアー」の終盤を迎えているところだ。

公演の規模や回数を考えれば、スウィフトがこれまでステージ上でハプニングに何度も直面してきたことも不思議ではない。その経験のおかげか、今回投稿された動画ではスウィフトがアクシデントに慌てることなくプロらしい対応を取っている様子を見ることができる。

ユーザー@thisisvertryingがXに投稿した動画は、ツアーの2つの公演での「Who's Afraid of Little Old Me?」(WAOLM)のパフォーマンスを比較している。1つは5月のパリ公演、もう1つは10月27日のニューオーリンズ公演だ。

パリ公演では、スウィフトは、ファンから「ルンバ」と呼ばれる回転するシルバーのキューブの上でパフォーマンスをし、白いポールにつかまりながら巨大なステージを移動している。

虫が口に、ピアノが勝手に...過去のアクシデント

ところが、ニューオーリンズ公演でそのキューブが故障。すると、スウィフトは機転を利かせてそこから飛び降り、ステージを下っていく。そして、キューブに乗っているときと同じダンスを、ステージ上で踊り切った。

「この動画は、テイラーがいかにプロフェッショナルであるかを示している。彼女はステージの故障の後も即興で『WAOLM』の振り付けを全部こなした」と、投稿者は書いている。

この動画に対し、スウィフトのファンたちはコメントを寄せた。

「彼女の長年のライブパフォーマンスの経験には、驚かされる。彼女は若いけど、とても長く続けている。彼女は間違いなくベテランのプロだ!」

「テイラーとダンサーたちがあらゆる状況に備えていることは間違いない。それこそが彼女のプロ意識だ」

「彼女がルンバを降りたことで、より強烈になった。彼女が自由に動き回る姿は信じられないほどだった。フロアに倒れ込み、引っ張られるように動く様子は圧巻。即興のパフォーマンスであることを考えると、なおさらだ」

スウィフトは、2023年3月にツアーが開始して以来、ステージ上で多くの災難に遭遇してきた。歌の途中で虫を飲み込んだり、技術的な不具合でステージを横切らなければならなかったり、衣装のハプニングも何度となくあった。

米マサチューセッツ州フォックスボロでの公演では、ピアノが不気味な音楽を勝手に奏で始め、スーパースターを驚かせた。「聞こえた? ピアノの音が聞こえた? ヤバい」とスウィフトは笑いながら言い、ピアノからギターに切り替えた。

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