隠岐の伝統行事「牛突き大会」のうち、その年を締めくくる千秋楽、「一夜ヶ嶽牛突き大会(いちやがたけうしづきたいかい)」が10月13日に開かれ、牛が巨体をぶつけ合う迫力の取り組みが繰り広げられました。
「一夜ヶ嶽牛突き大会」は、隠岐の島町北方の一夜嶽神社の奉納行事として毎年開催され、町内で年3回ある本場所のうち、その年を締めくくる千秋楽にあたる大会です。
2024年は20頭が出場し、最も番付が低い「芝切」から最上位の「横綱」まで、牛が巨体を激しくぶつけ合う10番の取り組みが披露されました。
中には20分を超える白熱した勝負も。勝利を収めると、関係者が牛に飛び乗って荒々しく祝福、喜びを分かち合いました。
隠岐で約800年に渡り受け継がれてきた伝統の「牛突き」。秋が深まりゆく中、熱戦が約500人の観衆を魅了しました。
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