サブリナ・カーペンター(3月10日、ロサンゼルス) Featureflash Photo Agency-Shutterstock
<今年初めに交際が発覚したアイルランド出身の俳優バリー・コーガンとの破局説が8月に浮上。ネットを騒がせていたが...>
米タイム誌が10月上旬に発表した「次世代の100人」に選ばれて表紙も飾るなど人気急上昇中の歌手サブリナ・カーペンターが、現在行っている北米ツアーでパフォーマンス中にステージの上から恋人の名前を呼んで破局を一蹴し、話題を呼んでいる。
【写真】【動画】ランジェリー姿でもファンを魅了...「セクシー衣装」がときに物議のサブリナ・カーペンターが、破局説を一蹴する話題のシーン
今年初めに交際が発覚したアイルランド出身の俳優バリー・コーガンは、10月20日にノースカロライナ州ローリーで行われた公演を鑑賞。バリーとのベッドの相性を歌ったとされる「Bed Chem」を披露するサブリナを食い入るように見つめる姿などが会場で目撃された。
しかし、2人の間には最近破局説が取り沙汰されていたこともあり、恋人の存在をファンに知らせるためか、サブリナは「Juno」のパフォーマンスで「 I hear you knockin', baby, come on up (ノックする音が聞こえる、ベイビーあがってきて)」の歌詞を「バリーあがってきて」と口ずさんでラブコール。「破局していなかったんだ」と、ファンを驚かせた。
5月にニューヨークで開催されたファッションの祭典METガラでレッドカーペットデビューを果たした2人は、6月にリリースされたサブリナの新曲「Please Please Please」のミュージックビデオで初共演も果たしている。サブリナはインタビューで、「彼は最高の俳優の一人」「素晴らしい俳優と一緒に仕事ができた」と称賛し、「最高の経験の一つになった」とのろけて話題を呼んだ。しかし、直後の8月には破局説が浮上し、ネットを騒がせていた。
そんなサブリナは、新アルバム「Short n'Sweet」を引っ提げて9月下旬からスタートさせた北米ツアーでは、15万個以上のクリスタルをあしらった豪華衣装が注目を集め、ランジェリー姿やコルセット、ボディスーツなど露出度の高い衣装でも観客を魅了している。セクシャルな演出や衣装で、自身のセクシャリティを貫くサブリナだが、「露骨に性的」だと批判する声も一部で上がっている。
そんな世間のネガティブな反応に対し、「次世代の100人」に選ばれたタイム誌のインタビューで、マドンナやブリトニー・スピアーズ、リアーナら先輩たちが境界線を押し上げたと主張。「女性アーティストにとって状況は良くなってきている」と指摘した上で、「いやならショーに来なければいい」とコメント。コルセットやガーターベルト、ふわふわのローブなどを意味するのなら、「女性らしさは、常に私が受け入れてきたもの」だと話した。
「この世で本当に怖いのは、大勢の観客の前でステージに上がり、何ごともないかのようにパフォーマンスしなければならないこと。もし、そのために着心地の良い服装があるのなら、それを着るべき」と話し、セクシーな衣装はある意味で自身にとっての戦闘服であることを明かし、多くのエールが寄せられている。
[筆者]
千歳香奈子
北海道・札幌市出身。1992年に渡米し、カリフォルニア州サンタモニカ大学で写真を学ぶ。96年アトランタ五輪の取材アシスタントとして日刊スポーツ新聞社アトランタ支局に勤務。ロサンゼルス支局、東京本社勤務を経て99年よりロサンゼルスを拠点にハリウッドスターら著名人へのインタビューや映画、エンターテイメント情報等を取材、執筆している。日刊スポーツ新聞のサイトにてハリウッド情報や西海岸のトレンドを発信するコラムも寄稿中。著書に『ハリウッド・セレブ』(学研新書)。
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