宮崎大学附属中の合唱部が、2年連続で全日本合唱コンクールに出場します。本番を前に、心を一つに美しい歌声を響かせる合唱部を取材しました。
宮崎大学教育学部附属中学校合唱部。混声合唱の伝統校で、部員40人です。附属中合唱部は、9月に鹿児島市で開かれた九州合唱コンクールで見事金賞を受賞。九州代表として、埼玉県で開かれる全国大会への出場を決めました。
(稲元杏珠 部長)
「仲間たちと一生懸命頑張ってきたことが報われて、すごく嬉しかったです。風の歌は、歌いこめば歌いこむほど、ここまでやりたいというのが出てきて、やりこみ甲斐がある曲なので、最後の9日間も一つ一つ修正を重ねていきたいと思います。」
10月18日。いよいよ全国の舞台が近づいています。残された時間を、いかに1回の練習で修正し。より良いものにしていくか・・。部員たちにとっては一瞬一瞬が真剣勝負です。
「風のうた」は、阪神淡路大震災をきっかけに作られた曲です。
(黒田真央 副部長)
「歌う時に歌詞解釈をして、歌詞を模造紙に書き出して、意味を一つ一つ考えていったので、歌詞の意味は結構深い意味になっているんじゃないかなと思います。」
阪神淡路大震災は、生徒たちが生まれるずっと前の出来事ですが、それでも生徒たちは、歌詞や曲から感じた自分たちに通じる大切なメッセージと向き合い続けてきました。
(得能結衣 副部長)
「みんな、仲が良くて、休憩時間も楽しみながら歌を響かせていて、みんな仲のいい楽しい合唱部です。40名の大人数の珍しい団体の合唱なんですけど、大人数の中でも練習を日々頑張ってきました。」
「一人一人の個性をあわせた美しい合唱を作りたい。」
全国大会へ向けて、心を一つに歌い上げます。
(稲元杏珠部長)
「27日の全国大会では、全員が楽しく、ホールにきれいな歌声を響かせられたらいいなと思います。」
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