「少女たち」をテーマにした日本画と洋画の絵画展が、呉市の美術館で開催されています。
呉市立美術館で開催されている特別展では、明治から昭和の画家たちが、「少女たち」をテーマに描いた作品121点が展示されています。
菊の花を摘むたおやかな少女。
こちらを見つめる凛とした表情が、水彩で色鮮やかに描かれています。
こちらは大正時代の日本画家岡本神草が描いた『拳の舞妓』。お座敷遊びをする舞妓の影を色濃く描写し、妖艶な姿を表現した作品となっています。
【呉市立美術館・佐々木弓子 学芸員】
「少女たちというのは時代の雰囲気や人々の価値観・社会を映し出している部分があるので、そこを感じながら見てもらいたい」
特別展は、11月10日まで開催されています。
<メモ>
〇開館時間は10時~17時(火曜休館)入館料:一般1100円、大学生500円、高校生以下は無料
〇星野画廊は1973年に京都で開設し、画家の知名度にこだわらず様々な作品を収集
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