来年10月に開館20周年を迎える福岡県太宰府市の九州国立博物館で、来年1月からの記念事業が22日、発表されました。

発表によりますと、来年1月から2026年3月まで、九州にゆかりのある国宝を一堂に集めた特別展や地元の魅力を発信するイベントなどが開かれます。

このうち記念事業の第1弾として開催される特別展「はにわ」では、弓と太刀を手に、よろいで身をかためた国宝では唯一の人物はにわ「挂甲武人(けいこうぶじん)」など全国各地から集められた選りすぐりの「はにわ」約120点が展示されます。

これにあわせてレストランでは、古墳時代に食べられていた古代米にちなみ十五穀米を使ったコラボメニュー「海鮮ちらし御膳」も提供されます。

◆九州国立博物館 富田淳 館長
「これまでの感謝、ありがとうの気持ちをすべての方々にお伝えしたいと思います。さまざまな特集展示やツアーを開催してまいりますので、いつ来ていただいても楽しめる九博にしていきたい」

九州国立博物館では、来年10月20日に記念式典を実施するなど開館20周年を盛り上げていきたいとしています。

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