南極で正月を迎える観測隊員に。愛媛県宇和島市では地元の青年会議所が今年も門松を手作りしプレゼントします。市内の神社では２１日、発送の前に門松のお祓いを受けました。

門松のプレゼントは、５０年前の南極観測船「ふじ」の船長が宇和島出身だったことから毎年実施。今回で５０回目です。

和霊神社には宇和島青年会議所のメンバーたちが訪れ、南極観測船「しらせ」の航海の安全と観測隊員の無事を願うお祓いを受けました。

この南極に贈られる門松は青年会議所メンバーが手作り。「しらせ」の模型と来年の干支のヘビの瓦も飾り付けられています。

宇和島青年会議所・小島豊樹理事長：
「５０回目を迎えて、これからも先輩から受け継いで来た南極門松事業をですね、後世に続けられるように私たちも取り組みを続けていきたい」

門松は２１日に発送。１１月２０日に出航予定の「しらせ」に積み込まれ、南極の観測隊員の元に届けられます。

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