俳優の西田敏行さんが17日亡くなったことがわかりました。
代表作である「釣りバカ日誌」のロケが行われた大分県佐伯市でも追悼の声が聞かれました。

訃報が伝えられた俳優の西田敏行さん。
2008年には人気映画シリーズ「釣りバカ日誌」の撮影で佐伯市を訪れていました。

◆佐伯市 地域振興課 成松重雄 課長
「あまりにも突然だったので大変驚いている」

こう語るのは佐伯市役所の成松重雄さんです。


当時、市は「釣りバカ支援室」という部署を設けていて、成松さんも所属し、ロケをサポートしていました。西田さんは撮影の合間をぬって、集まった人たちとの握手に快く応じるなどサービス精神が旺盛だったと振り返ります。

◆佐伯市 地域振興課 成松重雄 課長
「炊き出しの現場に行って一軒一軒地元の方々と触れ合いながら『おいしかったよ』と言ってくれ、地元の方が大変喜んでいたことを思い出します」

訃報を受け、佐伯市は鶴見振興局とさいき城山桜ホールで当時のロケの際に撮影された写真の展示を始めました。

温かい人柄で多くの人に愛された西田さん。その姿は作品の中で生き続けています。

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