長崎の伝統芸能「龍踊」を本場で学ぼうと、ブラジルの日系人2人が今月11日から長崎市を訪れています。
龍踊の研修のため長崎市を訪れているのは、ブラジル長崎県人会の石川ハケウさんとエドソン牧山さんで、長崎市の鈴木市長を表敬訪問しました。
ブラジルでは長崎から移民した人たちが1962年に長崎県人会を設立。
2016年に長崎から贈られた「龍」を使って、県人会の青年部が龍踊を練習し、ブラジルで開かれる祭りなどで披露しています。
鈴木市長
「おくんちもまさに平和の象徴。一緒に龍踊を盛り上げていきながら平和を感じていきたいと思う」
エドソン牧山さん
「迫力があって素晴らしいと思った。本当に(ブラジルとは)ちがうので」「長崎で学んだことをブラジルに持っていきたい」
2人は今月31日までの間、桜町小学校でちびっこくんちの稽古を見学するほか、専門家からは龍踊に関する講義を受け、長崎の伝統を学ぶことにしています。
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