マライア・キャリー(2019年5月、ラスベガス) Kathy Hutchins-Shutterstock
<胸元が大きく開いたセーターにスキニージーンズ、そこにニーハイブーツを合わせたファッションでゴルフクラブを握る写真を公開。どんな時も「ディーバ」だと話題になるも、先月ハイヒールで万里の長城を訪れた際には「TOPに欠ける」と批判も>
ゴージャスなステージ衣装でおなじみの歌姫マライア・キャリーが、グラマラスなスタイルでミニゴルフを楽しむ姿を自身のインスタグラムのストーリーに投稿し、「ゴルフの女王」「さすがマライア」と話題になっている。
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マライアは10月13日、胸元が大きく開いたグレーと黒のセーターに濃紺のスキニージーンズというスポーティなルックにグリーンのニーハイブーツを合わせた独特のファッションで、背景にミニゴルフのコースが写ったゴルフレンジでクラブを握る写真を公開。ポニーテールに控えめなメイクのマライアは、前傾姿勢でアドレスをとり、真剣なまなざしでティーに置かれたボールを見つめている。
「マライア・キャリーはミニゴルフを楽しむ時ですら、ラフな格好は絶対にしない」と報じるメディアもあり、どんな時でも「ディーバ」の名にふさわしい装いでファンを楽しませるマライアに称賛の声が集まっている。
過去にもハイヒールと網タイツ姿でトレーニングする姿を公開したり、2008年には日本のプロ野球の始球式に胸元が大きく開いたピンクのジャケットにデニムのホットパンツとハイヒール姿で登場したこともあるマライアは、先月もハイヒールで万里の長城を訪れてTOPに欠けると物議を醸したばかり。
中国公演を行っていたマライアは、元夫で俳優のニック・キャノンとの間の双子モロッカンとモンローを伴い、万里の長城を訪問して観光を楽しんだことを自身のインスタグラムで報告。しかし、現地ではハイヒールを履いたマライアが、大柄の男性スタッフに両側を支えてもらいながら階段を上る姿が居合わせた観光客によって目撃され、動画がX(旧ツイッター)に投稿されて話題を呼んだ。
「ハイヒールで上ることができるのはマライアだけ」「万里の長城にハイヒールなんて究極のディーバ」と驚きの声が上がり、「快適な靴を選ぶべき」「ヒールを見せることが目的」「良い意味でクレイジー」などのコメントが寄せられて賛否を呼んだ。
ちなみにマライア自身もこの体験について、「誰か私にハイヒールについて警告すべきだった(私は聞く耳を持っていなかったけど)」とXに投稿している。
10月31日のハロウィンが終わると、いよいよクリスマスの女王マライアの季節がやってくる。11月6日から「マライア・キャリーズ・クリスマス・タイム」と題した全米ツアーを行う予定だが、サンタクロースが住んでいるとされるノースポールに向かう準備は「まだよ」と語る動画をインスタグラムに投稿し、「いつも急かされるのよ」と文句を言って「私たちはいつでも準備万端よ」とファンを盛り上げている。
[筆者]
千歳香奈子
北海道・札幌市出身。1992年に渡米し、カリフォルニア州サンタモニカ大学で写真を学ぶ。96年アトランタ五輪の取材アシスタントとして日刊スポーツ新聞社アトランタ支局に勤務。ロサンゼルス支局、東京本社勤務を経て99年よりロサンゼルスを拠点にハリウッドスターら著名人へのインタビューや映画、エンターテイメント情報等を取材、執筆している。日刊スポーツ新聞のサイトにてハリウッド情報や西海岸のトレンドを発信するコラムも寄稿中。著書に『ハリウッド・セレブ』(学研新書)。
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