首里城が焼失した火災から10月31日で5年となるのを前に、首里城の再建や首里の街のこれからについて考えるシンポジウムが開かれました。
基調講演では、正殿の「扁額」の地板が朱色ではなく、黄色だったという新たな知見を今回の再建に反映させたことを県立芸大の安里進名誉教授が解説しました。
研究成果や活動内容を発表するポスターセッションには、13の企業や団体が参加し、このうち、修学旅行生を対象に首里城のガイドに力を入れている興南高校・中学校のアクト部は、デジタル技術を活用した新たなアイデアを取り入れていることを紹介しました。
興南アクト部:
「取り組んだのがVR・バーチャルリアリティを使った首里城ガイドでした」「今年は海外の学校の受け入れが増え、首里城の英語ガイドを本格的に始めました」
このほか、首里城周辺の渋滞の解決にむけた取り組みや、中城御殿の整備状況について県が報告しました。
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