長崎市の若宮稲荷神社では狐に扮して竹の上で舞う伝統の「竹ン芸」が奉納されました。
約10メートルの高さで男狐と女狐が数々の技を繰り広げます。
長崎市の若宮稲荷神社で毎年10月14日と15日に奉納される「竹ン芸」です。
200年以上の歴史を持つ国の無形民俗文化財で、神の使いである狐が竹藪で楽しげに遊び、たわむれる様子を表現しています。
6歳と7歳、そして11歳の子狐たちも登場し、観客を喜ばせました。
子狐 牧島実生さん
「大文字」「ちゃんと足もピンと張れたからよかった」「ちょっと緊張してドキドキもあった」
子狐に続いて男狐と女狐が登場。
大技「谷のぞき」も決まり、歓声が上がります。
女狐 山中賢志郎さん(25)
「女性っぽく演技することに集中した」
男狐 三浦健さん(30)
「女狐さんと一週間みっちり稽古してきているので、やってやるぞという気持ちでやっている」
見物客(長崎市から)
「ちょっと離れたところから見ていたが、迫力があってすごかった」「2人がぶら下がっていたのがすごかった」
若宮稲荷神社の竹ン芸は、このあと夜8時からと15日の3回奉納が行われます。
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