岡山県北で開催中の「森の芸術祭 晴れの国・岡山」。多彩な現代アートなどが楽しめる会場にはこの3連休、多くの人が訪れていて県北に新たなにぎわいを生み出しています。
津山市の津山まなびの鉄道館。扇形の鉄道車庫が芸術祭の作品の一つとなっています。
■「息づかい」キムスージャ作
約2200枚の窓ガラスに特殊なフィルムを貼り付けていて、太陽光が当たると車庫の中に虹色の光が現れます。
(地元から訪れた人は…)
「面白かった。県北はこんなに面白いんだと見直した」
(津山まなびの鉄道館 高田宜嗣支配人)
「鉄道の魅力にも触れてもらいながら、現代アートの素晴らしさも皆さんに感じてもらえたら」
一方、津山市民の憩いの場グリーンヒルズ津山には体感型の作品が展示されています。
■「スラッグバグ」エルネスト・ネト作
リサイクル繊維で編み上げたネットのモニュメント。決められた時間に裸足で中へ入ることも
(東京から訪れた人は…)
「作品に触れられるので気持ちいい。自然とアートの(融合が)すごくいい」
楽しめるのは芸術だけではありません。芸術祭の開催に合わせ、特製のパフェも味わえます。
(三竿雅義記者)
「県北の魅力が集まったパフェをいただきます。チョコレート、ゼリーなど、いろいろな食感が楽しめます」
■パルフェレザン(3000円)
鈴鹿成年(美咲町出身のパティシエ)開発。県北産ピオーネや津山産小麦などエリアの魅力満載。温かいバルサミコ酢入りのソースで完成。
10月末からは勝央町産クリのパフェがお目見え。
県北の12の市町村が舞台の「森の芸術祭」。最も多い集客を誇るのが岡山県奈義町にあるこちらの作品。
■「まっさかさまの自然」レアンドロ・エルリッヒ作
(三竿雅義記者)
「上を見ると木が逆さまに。下を見ると森の上にいるような不思議な空間になっている」
天井には人工の木が300本つるされていて、通路の下には鏡が敷き詰められているのです。
(大阪から訪れた人は…)
「すごい楽しかった。風が少しあることによって、下を見ると (木がゆれていて)怖さが増す感じがよかった」
この3連休も国の内外から多くの人が訪れた「森の芸術祭 晴れの国・岡山」は11月24日まで開かれています。
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