奴隷たちの秘密の薬
脱露 シベリア民間人抑留、凍土からの帰還

 10月19日の毎日新聞朝刊「今週の本棚」で掲載予定の本の主なラインアップを紹介します。

 ①岩間陽子さん評『ケストナーの戦争日記 1941―1945』(エーリヒ・ケストナー著、酒寄進一訳・岩波書店)

 ②内田麻理香さん評『奴隷たちの秘密の薬』(ロンダ・シービンガー著、小川眞里子・鶴田想人・並河葉子訳、工作舎)

 ③大竹文雄さん評『十四億人の安寧』(片山ゆき著・慶應義塾大学出版会)

 ④永江朗さん評『水と清潔』(福田眞人著・朝日選書)

 ⑤橋爪大三郎さん評『脱露 シベリア民間人抑留、凍土からの帰還』(石村博子著・角川書店)

「話題の本」筆者に三宅香帆さん

 著名人が心に残る本を紹介する「なつかしい一冊」は、国士舘大教授の真保昌弘さんが『法隆寺を支えた木 [改版]』(西岡常一、小原二郎著・NHKブックス)を取り上げます。

 本の目利きがナビゲートする「話題の本」は、文芸評論家の三宅香帆さんが『新自由主義教育の40年 「生き方コントロール」の未来形』(児美川孝一郎著・青土社)を紹介します。

 「著者に聞く」は『小鳥とリムジン』(ポプラ社)の小川糸さんです。

 どうぞお楽しみに。(紹介予定の本は変更の可能性があります)

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